| 野草の名前 |
オオマツヨイグサ |
| 見られる月 |
6月,7月,8月 |
オオマツヨイグサの写真
オオマツヨイグサの学術情報
界 : 植物界 Plantae
門 : 被子植物門 Magnoliophyta
綱 : 双子葉植物綱 Magnoliopsida
亜綱 : バラ亜綱 Rosidae
目 : フトモモ目 Myrtales
科 : アカバナ科 Onagraceae
属 : マツヨイグサ属 Oenothera
種 : マツヨイグサ O. strica
出典:Wikipedia
生態
草丈は種により異なり、チャボツキミソウのような高山植物では高さ10cm程度、低地産の O. stubbei では3mにまで成長する。 葉は開花軸に対してらせん形に付き、距歯を持つか、または深く裂ける(羽状中裂)。 種としてのマツヨイグサ O. stricta はオオマツヨイグサ O. erythrosepala と似た環境に自生するので紛らわしいが、オオマツヨイグサに較べ丈が低く、葉が細いことから区別できる。
日本に移入された、あるいは侵入した種は、秋に芽生えロゼットで冬を越し、初夏から霜が降りる晩秋にかけての非常に長い期間花を咲かせ、秋に種を散らした後冬には枯れる一年生植物(越年草)ばかりであるが、原産地には根茎を有する多年生の種もある。花は多くの種において黄色い四弁花で、どの種も雌しべの先端が4つに割れる特徴を有する。一日花であり、多くの種が夕刻に開花し夜間咲きつづけ翌朝には萎む。これが月見草や待宵草の名の由来である。
花
マツヨイグサ属には黄色以外の白、紫、ピンク、赤といった花を咲かせる種もある。標準和名では、黄花を咲かせる系統はマツヨイグサ(待宵草)、白花を咲かせる系統はツキミソウ(月見草)と呼び、赤花を咲かせる系統はユウゲショウ(夕化粧)などと呼んで区別しているが、一般にはあまり浸透しておらず黄花系統種もよくツキミソウと呼ばれる。しかし黄花以外の系統がマツヨイグサの名で呼ばれることはまずない。なお黄花以外の種は園芸植物として栽培されているものが多い。開花時間帯についても、ヒルザキツキミソウなどはその名のとおり昼間に咲く。英語では夜咲き種は evening primerose、昼咲き種を sundrops と呼び区別している。基本的に虫媒花だが開放花ながら自家受粉を行う種や、閉鎖花を咲かせる種など様々である。
種としてのマツヨイグサ O. stricta も花色は黄色で径は約3cm程度である。黄花系統種のうち、マツヨイグサ O. stricta やコマツヨイグサは花が萎むと赤く変色するが、オオマツヨイグサやメマツヨイグサはそれほど赤くはならないので、こういった点でも種を区別できる。
昆虫との関係
本属植物の花の花筒は非常に細長く、その奥に蜜が分泌される。また花粉は、粘着糸によって互いに緩く結合されている特徴を持つ。これらの形質は花粉の運搬を開花時間である夕刻を活動時間帯とするスズメガ類に頼っていることと深く関係している。スズメガは口吻が長く、それを伸ばせば花に触れることなく吸蜜できる。しかも吸蜜は飛翔しながらなので花粉が付着しにくい。さらに飛翔時は常時ホバリングをして体が振動しており、ミツバチのような花粉運搬用に特化した身体構造も有していない上に体表は鱗粉で覆われていて粉状の花粉は定着しにくいので、いったん虫体に付着した花粉も振動によりはたき落とされる可能性が高い。しかし、長い花筒の奥に蜜があれば、スズメガは長い口吻をその奥に突っ込むことになり、雄しべの葯や雌しべの柱頭に体が引き寄せられる。また、粘着糸で互いに絡み合った花粉は、虫体に容易に絡みつき、体表に保持されることになる。
またアメリカでは本属の多くがチョウ目幼虫の食草であり、なかでもヤガの仲間である Schinia felicitata と Schinia florida は O.deltoides に対して選択的な嗜好性を示す。日本ではスズメガ科のベニスズメがこの仲間を広く食草とする。
出典:Wikipedia
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